「本が続かない」子どもに、1日1分から。Kindle絵本を出版しました。

子どもが本を読まなくなった、という話をよく聞くようになりました。

YouTubeやTikTok、Instagramのリール——短くて刺激的なコンテンツに慣れた子どもたちにとって、文字がずらりと並んだ本を最後まで読み続けることは、以前より難しくなっているといわれています。

かといって「スマホを取り上げて本を読ませる」は、なかなかうまくいかない。そして「読みなさい」という言葉は、子どもと本の距離をさらに遠ざけてしまうことさえあります。

そんな悩みに向き合いながら、この本を作りました。


「1分おんどく!ふしぎのたね」第1巻《いきもの》

Kindle版 ¥350 / Kindle Unlimited 読み放題対象

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なぜ「1分」なのか

この本の1話あたりの読み時間は、たった1分です。

長くないか?と思うかもしれません。でも「続けること」を目標にするなら、短さこそが最大の武器です。

1分なら毎日できる。1分なら「今日はもう遅いから明日にしよう」がなくなる。1分なら、寝る前のほんの少しの時間にぴったり収まる。

全30話を毎日1話ずつ読むと、ちょうど1ヶ月で1冊読み切れます。月末に「ぜんぶよんだ!」という達成感は、子どもにとって本物の自信になります。


「音読」にこだわった理由

この本のもう一つの柱は、音読特化であることです。

黙読と音読は、脳への刺激がまったく違います。声に出すことで、文字・意味・音・感情が同時に処理され、読解力と表現力が同時に育まれます。

でも「音読しなさい」と言うだけでは、子どもは棒読みになりがちです。

そこでこの本では、毎話に**「こえに だして みよう!」**コーナーを設け、こんな読み方の指示を添えています。

「うとうと」のところで、ほんとうにねむそうなかおをして読んでみよう。(第16話・うまのひみつ)

「がばっ」を大きく、「そっと」をできるだけ小さな声で読んでみよう。(第17話・わにのひみつ)

となりにいるおうちの人の手をそっとにぎりながら読んでみよう。(第19話・ラッコのひみつ)

読み方に「演技」を加えることで、子どもは自然に声の大小・表情・リズムを変えながら読むようになります。そしてそれは、気づかないうちに豊かな音読力になっていきます。


1話読むたびに、親子の会話が生まれる

各話の最後には、**「今日のひとことしつもん」**があります。

「りすって かしこいと おもう? それとも ずるいと おもう? どっちかな?」

「もし じぶんの からだから やくにたつものが でてきたら、なにがでてきてほしい?」

「ねているあいだも はなれたくないくらい、たいせつなひとがいる?」

どの問いにも、正解はありません。「どっちでもある」「むずかしい」という答えも大歓迎です。大切なのは、答えを出すことではなく、いっしょに考えること

子どもが「うーん」と悩んでいる顔を、ぜひそのまま眺めてあげてください。


30匹の動物たちのひみつ

第1巻のテーマは**《いきもの》**。全30話に、動物たちの「えっ、ほんとに?」な秘密が登場します。

  • カエルは皮膚で水を飲む
  • ちょうちょは足で味がわかる
  • タコの心臓は3つある
  • ラッコは眠るとき、仲間と手をつなぐ
  • ミーアキャットは交代で仲間の番をする
  • シャチには、その群れだけの「方言」がある

どれも科学的に確認された事実です。各話末の**「おうちの方へ」**には詳しい解説と会話のヒントも添えています。動物好きな子はもちろん、理科や生き物に興味のある親御さんも一緒に楽しめる内容になっています。


こんな親子におすすめです

  • 「本を読みなさい」が言いたくない
  • 読み聞かせを卒業したけれど、一人読みはまだ不安
  • 動物や生き物の話が好き
  • 寝る前に、子どもとゆっくり話す時間を作りたい
  • 読書習慣を、無理なくゆっくり育てたい

対象年齢:6〜10歳(小学1〜4年生) 本文はひらがな中心。むずかしい漢字はすべてふりがなつきです。


Kindle Unlimitedで読み放題

この本はKindle Unlimited読み放題の対象です。月額980円のKindle Unlimitedに加入されている方は、追加費用なしでお読みいただけます。

Kindle Unlimitedに加入していない方は、¥350でご購入いただけます。

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さいごに

この本を作りながら、ずっと思っていたことがあります。

読書習慣は、「読め」と言って育つものではなく、「読みたい」が積み重なって育つものだということ。

1分でもいい。声に出すだけでいい。「ねえ、しってる?」と誰かに話しかけたくなればいい。

30日後、お子さんが「かえるってね、皮膚で水が飲めるんだよ」と得意そうに話してくれたなら、ふしぎのたねは芽を出しています。

今夜の1分を、ぜひこの本と一緒に。


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Posted by mtune